「盛り塩」を玄関に置かれているご家庭は少なくないように思います。
お寿司やさんなどの玄関のそれと違い、 ご家庭の玄関で見かける盛り塩は、 「陽」というより「韻」の印象をうけてしまいます。
「盛り塩」はもともと招客のためのもので とくに商家（お店）で行われてきたものだそう。
自宅で盛り塩を行うときは「招客」よりも 「穢れを落とす」ことや「浄化」が目的になっているようですね。
自宅にはたくさんお客さんを招き入れなくてもよいので 魔除け・浄化の意味で
盛り塩をしておいたほうがよいかなという気持ち、わかります。
私もいっとき、試していたことがあります。
西洋の風水では、
よりエネルギーの流れや 合理的な空間のコンディションについて重視します。
盛り塩の文化がないこともありますが、 玄関に置かれた盛り塩が 障害物になってしまったり、 玄関先のお塩はすぐに汚れてしまうので、 空間をきれいにするサポートにもなりづらいという見方をします。
盛り塩よりも、 玄関を綺麗にお掃除し、 水拭きをしたり、打ち水をしたりしたほうが ずっと浄化力があるということなんです。
実際、そのとおりだと思います。
「盛り塩」をはじめとする「お祈り的なもの」は 無条件にそれがよいと思い込んでしまい、
その周りにあるエネルギーの流れに かえって意識をむけなくなってしまいます。
私は盛り塩の代わりに お花が外玄関の両脇にあるほうが ずっと効果的だと思います。
・悪いものをブロックする
・良いものを招き入れる
どちらのほうが意識の使い方としてよいか？
実際に穢れを払いたいような大きな課題がある場合もあるかもしれないので
否定はしませんが、
一般の方の場合、
いろいろなよいご縁を招き入れたいときには
お塩よりお花がいいかなと思います☺️
新しい年のはじまりですから 玄関ドアや玄関の水拭きは大変おすすめです。
玄関に飾られたもので、 しばらく配置を動かしていないものがあったら きれいにふいて、再配置してみて✨
人生によいエネルギーをもたらす空間は 美しさと実用性の両方が大事です。
そして空間創りは皆同じではなく その人にとっての願いや個性を表現することも大切。
引き続き、 風水のヒントをほぼ隔日で配信していきます。
令和もよろしくお願いいたします！
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