こんにちは。風水コンサルタントのフジワラユカ です。 プリザーブドフラワー(写真上)と生花(写真下)。
お花はお部屋のエネルギーを新鮮に美しく保つパワーツール。
カサカサのドライフラワーや、見た目にもプラスチック感がある造花は、
心身も人生も乾いた感じにさせていきます。
「昔はよかった」というように過去に固執してしまう要素を持っています。
イミテーションのお花については普段「生き生きと見えるようなら良いですよ」
とお伝えしています。 というのも、水回りや日当たりのないお部屋などには、自然界のエッセンスを感じさせてくれるため、効果があるからです。
でも、やはり、一番は「生花」ですね。
プリザーブドフラワーなどは大変綺麗ですが、
生花の代わりにはならないと私は感じています。
見た目の美しさは来訪する人々を喜ばせてくれますが、
ずっと枯れないそのシンボルが放つ意味合いについては気にかかるところもあるからです。
それは、一番美しい状態で「時がとまったシンボル」とであるいうこと。
「自然」を装う「不自然」なもの。ちょっとタチが悪い感じもしてきます。
お部屋の中に一つや二つあるくらいならよいので、
肯定してOKですが、増やしすぎることには留意が必要です。
・一番美しい状態で時が止まったシンボル。 ・手入れがいらない扱いやすいシンボル。
観察していくと、こうした捉え方もできます。 美しい状態が維持されている自然物はないのに、その花をみると錯覚してしまいます。
いつも美しく完璧なままの人なんているわけないのにです!
完璧を目指しすぎないこと。 変わらない美しさはありません。 変化するから美しいのです。
そして、枯れないし水やりもいらないし「扱いやすい」と思ってしまうと、
自分をとりまく関係性においても「扱いやすい」ことを重視してしまうようになるかもしれません。
フェイクフラワー・フェイクグリーンのネガティブな側面についても知った上で、上手に活用することが大切だと思います。
花の命は儚いもの。 美しさは永遠ではありません。 そうした命、自然の流れを日々うけとっていくことは風水のダイナミズムだと感じます。
先日、クライアントさんと、ブリザーブドフラワー多いというお部屋の特徴について深掘りをしたばかりでしたので、感じていることをシェアさせていただきました。
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